トランプがあまり得意ではない昼からのみはるが、これだけは覚えておきたいトランプの基本テクニックを紹介する特集です。
取材・文:昼からのみはる(P&M所属) 編集・写真:PTG(P&M所属)
フリップカード
クルッと一回転。目線も釘付け。
〜フリップカードという“開幕のドヤ技”〜
カードマジックは始まる前から勝負が始まってます。
そこで──観客の目を一瞬で奪うのがこのフリップカード。
デックが空中で360度くるりと一回転。
そのまま、スッと手のひらに戻る。
ただそれだけなのに、場の空気が一気に「え、何それ!」に変わります。
どんな技?
- デック全体を片手から弾き上げ、空中で一回転させてキャッチ
- “デックフリップ”とも呼ばれ、元はT.G.マーフィーが考案
- カードマジックにもカードフラリッシュにも使える、見た目抜群の動き
どんなときに使える?
- 演技の冒頭で「この人…できる!」と思わせたいとき
- トリック前の間を持たせるアイスブレイクとして
- 観客の注目を自分の手元に集めたいとき
仕組みのざっくり
- 片手でデックを軽く持ち、端を弾くようにして回転の勢いを与える
- デックが空中で1回転する間、視線は自然に観客へ
- 戻ってくるデックを手のひらでキャッチして着地
やりがちなミス
- 回転が足りずに斜め落下
→ 指先の弾き方とデックの角度を調整すること - キャッチ時にデックが崩れる
→ 空中姿勢を安定させるため、持ち方を毎回一定に - 変に手元を見すぎて“必死感”が出る
→ 視線は観客。手元は自然にやってる風が大事
昼からのみはるTips
- 失敗しても笑える空気感を作ってからやると緊張しない
- スムーズにできるようになったら、受け取った瞬間に次の技へつなぐとプロっぽい
- 「パチン!」と音を立てるように弾くと勢いとキレが出る
のみはるのヒトコト
フリップカードは、技術のアピールと空気づくりを同時に叶える魔法のような一手。
始まる前に観客の心をわし掴みにして、そのままトリックへ。
一回転のインパクトが、その後のマジックを何倍も盛り上げてくれます。


