トランプがあまり得意ではない昼からのみはるが、これだけは覚えておきたいトランプの基本テクニックを紹介する特集です。
取材・文:昼からのみはる(P&M所属) 編集・写真:PTG(P&M所属)
カードスプレッド
できそうでできない。でもできると一気に“それっぽく”なるやつ
~カードスプレッドは、見た目9割・コツ1割~
マジックを始めたばかりの人がやりがちなこと。 「1枚引いてください」って言いながら、いきなりデックから引っこ抜いて渡す。 ──ちょっと待って。“引かせる”って、まず“広げる”とこから始まるんですよ。 そう、今回の主役はこれ。カードスプレッド(片手スプレッド)。 カードを片手でシュッと広げる、あの“地味なのに映える”動きです。
「いや、それ難しそう」って思った? 実はちょっとコツ知れば、誰でもできます
ポイントは2つだけ。
- 指先にほんの少し力をかけてスライド
- カードの端と端に集中する(中央に意識が行くと失敗します)
この2つを意識すれば、 「うわ〜なんかそれっぽい!」ってなります。 (なにそれっぽいって。いや、でも本当にそうなんです。)
覚える理由? それは“引かせたい”から。
カードマジックの9割は「1枚引いてください」から始まります。 でも、そこが雑だと“トリックの前にちょっと冷める”ってこともあるんです。
- スッと広げる 選びやすい角度を作る
- 引いたあとに自然にまとめる
……この一連の動作がスムーズだと、それだけで「お、慣れてるな?」って空気が出る。
よくある“惜しい”ポイント
- 広げすぎてカードが落ちる
「おお〜やった〜…あれ?全部落ちた」みたいなパターン。やりすぎ注意。 - カードがくっついて離れない
新品のデックあるある。指先にほんのちょっとの湿気と角度で解決できます。 - 左手が硬直してる
意外と多いのがこれ。右手ばっかり動かして、左手が“壁”になってない。両手で“舞台”を作る意識で。
カードスプレッドは、地味に見えて実は**“雰囲気を操る技”**です。
本番でどんなにすごいことをやっても、 カードを配る時点でモタついてたら、説得力が半減。
でも逆に、ここがスマートだとその先も“うまそう感”が継続します。
というわけで、まだ練習してない方。
スプレッド、今からでもぜんぜん間に合います。
むしろ早めに手に入れた方が、後々の技が全部ラクになりますよ。


