オーバーハンドシャッフル

トランプがあまり得意ではない昼からのみはるが、これだけは覚えておきたいトランプの基本テクニックを紹介する特集です。

取材・文:昼からのみはる(P&M所属) 編集・写真:PTG(P&M所属)

オーバーハンド
シャッフル

「ただ混ぜてるだけ」だと思ってる? じゃあ、たぶん混ざってないよ。

~オーバーハンドシャッフルの“静かな本気”~

シャッフルといえば、派手にバサッとやるリフルシャッフル?
いやいや、マジシャンなら絶対に外せないのが、こっち。オーバーハンドシャッフルです。

見た目はおとなしめ。
「これ、子どもの頃にやってたやつじゃん」っていう、あの地味~なシャッフル。
でもそれ、ちゃんと使えばマジックの武器になるって知ってました?

実はこのシャッフル、コントロールもできれば、フェイクもできる、いわば**“静かなるチート技”**なんです。

派手さゼロ。でも性能バグってます

  • 上から数枚だけ残す
  • 好きなカードをボトムに送る
  • 観客にはグチャグチャに見えるけど実は順番そのまま

はい、もう立派なトリックですね。
マジックで「混ぜた風」の演出をしたいとき、これほど自然な動作はありません。

しかも、なんといってもバレにくい。
派手な動きがないから、観客は「え、いま何かした?」ってすら思わない。
──そこが最高。

でも、地味だからこそ失敗するとめっちゃ目立つ

  1. “ドバッ”て全部落ちる問題
     丁寧にやってるつもりでも、カードが一気に落ちて「あれ、シャッフルじゃなくて事故では?」状態に。
  2. カードが斜めに崩壊しがち
    まっすぐ下ろしたいのに、気がつくとカードがあさっての方向へ。
  3. 原因はだいたい“手の角度”と“焦り”。
    混ぜてる風がただの不器用

 ぎこちない動きで「あ、この人初心者かな」って思われるのがいちばん悲しい。
 でも大丈夫。練習すれば“自然”は作れます。

オーバーハンドシャッフル、あなどるなかれ。

**「地味に見えるけど、できることが多すぎる」**という、まさに職人系の技。
最初は「こんなの意味あるの?」と思うかもだけど、あとで必ず「あのとき練習してて良かった~!」ってなります。

マジックって、実はこういう地味テクの積み重ねだったりするんです。

だから、今のうちにしっかり育てておきましょう。
派手なトリックは、この地味さの上に立ってます。ほんとに。

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