イージーシャッフル

トランプがあまり得意ではない昼からのみはるが、これだけは覚えておきたいトランプの基本テクニックを紹介する特集です。

取材・文:昼からのみはる(P&M所属) 編集・写真:PTG(P&M所属)

イージーシャッフル

カードがバラバラに動くけど、なぜかまとまる謎カット

~カルッシュ・カット(別名イージーカット)の魔力~

見るからに複雑。カードが何束にも分かれて、指のあいだでシャッシャッと流れていく。
「これ覚えたら、俺もうプロじゃね?」って一瞬錯覚しそうなこの技。

でもね、やってみると……あれ? 意外といける?
そう、これ、別名「イージーカット」って呼ばれてるくらいなんです。
本名はちょっとカッコつけた「カルッシュ・カット(Kalush’s Cut)」。発案者はビル・カルッシュ。

で、この技、地味に歴史あるんですよ。
あのクリス・ケナーの「シビルカット」にも影響を与えたと言われていて、フローリッシュの始祖的存在。
つまり、「カードをくるくる回す技」の最初の一歩として最適解。

イージーとはいえ、やっぱりある
「やりがちミス」

  1. 持ち方が浅くて、スカッと崩壊
     ちょっと油断すると、カードが全部ズリ落ちて全ロスト。指の“かかり”が浅いんです。
  2. 「え、次どれだっけ?」迷子現象
     目と手が別のこと考え始めると、いきなり動きが止まる。そして黙って全部重ねて終わる。
     ──それもまた一興。
  3. キメのタイミングがグダる
     最後の束を載せるときにカッコつけようとして、逆に「あれ?」ってなって台無しに。
     締めはサラッといきましょう、サラッと。
つまりこのカット、 見た目“ハード”、中身“イージー”、ただしナメると痛い目見る っていう、ちょっと小悪魔みたいな技。 最初の“うまくいった風”でもテンション上がるし、失敗しても何かやってる感が出るのがまたズルい。 なので、 「まだ難しいのはちょっと…」 「でもなんかカッコいいのやってみたい」 って人には、うってつけです。 カルッシュ・カット、別名“イージーカット”。 これが、あなたのカード人生の第一歩になるかもしれませんよ?

お勧めのベーシックデック(トランプ)