マジシャンが協力するべき理由
マジシャンって、どうしても「自分だけの世界を作りたい!」って思いが強いですよね。
でも正直言うと、他のマジシャンを参考にするのは、めちゃくちゃ勇気がいるし、ちょっとだけ「マネするなんてカッコ悪いかな?」ってためらうこともあるでしょう。
でもこれ、実はめちゃくちゃおすすめ!
「パクリじゃん!」って思うかもしれませんけど、そんな小さなプライドは捨ててしまいましょう。
だって、マジシャン同士って実はライバルじゃなくて、もっと大きな舞台で、コメディアンやダンサー、ジャグラー、歌手たちと競合してるんです。
他のエンターテイナーに負けないために、仲間同士で技を磨き合うのがプロのやり方。
取材・文:昼からのみはる(P&M所属) 編集・写真:PTG(P&M所属)
マジシャンが他のマジシャンを参考にするのは勇気がいるけど、実は最強の方法です!
マジシャンが他のマジシャンを
参考にすべき6つの理由
マジシャン同士は戦う相手じゃないんです
「マジシャン同士ってライバルでしょ?」って思う人、多いと思うんですよ。
でも、僕はそうじゃないと思ってて。
「世界一のマジシャン!」なんて看板は、まぁ正直、幻想です(笑)
だって僕らの仕事って、「俺が一番!」を証明することじゃなくて、お客さんに楽しんでもらうことですから。
タイプの違うマジシャンがいて当たり前だし、お客さんの好みだっていろいろ。
だから、自分の個性は大事にしながらも、他の人のいいとこはどんどん取り入れちゃったほうがいいんです。
仲間と協力することでマジックの市場が広がる
マジックって、まだ「特別な芸」みたいに思われてることが多い。
だからこそ、自分のスケジュールがいっぱいの時に「この人おすすめだよ」って紹介してあげる。
そうすると「あのマジシャンは予約いっぱいなんだ。でも紹介されたあの人もスゴい!」って口コミが広がる。
結果的に、マジックそのものが注目されるんですよね。
アマチュアにお客さんを取られないために
正直に言うと、「安いマジシャンでいいや」って流れてしまうこと、あるんです。
でも、腕のある仲間を紹介できると、お客さんも安心するし、業界全体の質も守れる。
「紹介できる仲間がいる」って、めちゃくちゃ強いんです。
お客さんはたまに「新しい風」を求める
リピーターさんも、同じ人ばかりだと「ちょっと違うのも見たいな」ってなることがあります。
そのときに「じゃあこの人を紹介するよ」って言える仲間がいれば、むしろあなた自身の価値が上がるんです。
紹介料で働かずに収入を得られることも
紹介は巡り巡って自分に返ってくる
自分が紹介した仲間が、今度はあなたを紹介してくれる。
そういう「紹介の輪」ができると、ビジネスが安定するし、やってて気持ちいいんですよね。
まとめ:マジシャン同士の協力は、実は最強のネタ。
結局のところ、マジシャンって孤独なヒーローじゃなくて、支え合うチームみたいな存在だと思うんです。
怖がらずに仲間から学んで、いいところを盗んで、自分のスタイルと掛け合わせる。
その先に、もっと面白いマジックの未来が待ってるはずですよ。
参考図書-引用
- 『日本文化の模倣と創造 ―― オリジナリティとは何か』
(山田奨治/角川選書)
模倣こそが創造の原動力であるという視点を論じた一冊。芸術や文化の文脈から「先人の技術を自分のものにする」ことについて深い洞察を与えてくれます。 - 『創造と模倣――移動芸術論』(栂正行/三月社)
ノーベル賞作家の作品などを題材に、「創造と模倣」の関係性を分析。演技やネタづくりで他者の手法を自分のスタイルに取り込むヒントになります。 - 『模倣と創造――哲学と文学のあいだで』(井戸田総一郎・大石直記・合田正人/明治大学人文科学研究所叢書)
文学と哲学の視点から「模倣と独創」を考察。論理的なアプローチで自分の技術にどう活かしていくかを再構築する助けになります。 - 『芸術と創造 現代日本文化論』(河合隼雄・横尾忠則/岩波書店)
文化や芸術の創造プロセスを広く論じた一冊。観察と学びを通じて自分の芸を磨くプロセスに共感できる内容です。


